たぬきのはらつづみ

レゴデュプロ・育児・投資 ブログ

乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策に、ベビーセンスを購入

【スポンサーリンク】

我が家では、SIDS対策として「ベビーセンス」という監視装置を使用しています。産院で使用していたものと同じです。導入にいたった経緯を記載いたします。

乳幼児突然死症候群(SIDS)予防にベビーセンスを選びました

出産までは、「乳幼児突発症候群(SIDS)」について、強く意識したことはありませんでした。パパママ学級で説明を受けましたが、「そういうケースもあるのか、注意しなくてはいけないなぁ」とぼんやり記憶している程度だったように思います。

スポンサーリンク

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

厚生労働省のサイトより、引用します。

睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因には、乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)という病気のほか、窒息などによる事故があります。
○ SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。
○ 平成27年度には96名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第3位となっています。

引用元:乳幼児突然死症候群(SIDS)について|厚生労働省

 一般的な予防方法

こちらも厚生労働省サイトからの引用になりますが、下記3つのポイントを守ることにより発症率が低くなるそうです。

(1)1歳までは、仰向けに寝かせるーうつぶせ寝での発生率が高い

(2)できるだけ母乳で育てるー母乳育児の赤ちゃんの方が発生率が低い

(3)たばこをやめるー低体重と呼吸器中枢への影響の懸念。妊娠中及び産後を通じて、母親だけでなく周囲も吸わないようにする。

出産を機にSIDSを意識

前述のとおり、たぬ吉は出産まで「乳幼児突然死症候群(SIDS)」について強く意識したことはありませんでした。しかし、死ぬ思いで痛みに耐えわが子を抱いたとき、愛しさと同時に「なんて小さくてか弱いのだろう」と不安を感じました。産院ではベビーベッドにSIDS監視の機械が取り付けられており、それが「ベビーセンス」だったのです。

ベビーセンスとは

ネット上にあった製品マニュアルからの引用ですが、下記の機能を実現した製品です。

ベビーセンスは乳幼児を対象として開発された乳幼児用呼吸モニターで、乳幼児の呼吸などによる身体の動きを圧センサーにより完治し、乳幼児の身体の動きの回数が一定回数以下に低下したり、一定時間以上停止した場合にアラーム音とランプにより警告します。

警告音がなる条件は下記です。こちらも引用。

ベビーセンスは継続的に乳児の呼吸を含む身体の動きを感知し、身体の動きが1分間に10回以下になったり、または20秒以上停止するとピロピロピロというアラーム音で警告を発します。

引用元:Babysense取扱説明書

産院でベビーセンスが鳴る

産後は、5泊6日の入院でした。その間、母子同室で数日を過ごすことがあったのですが、赤子の呼吸が荒く、たまに息がとまっているのではないだろうかと不安に思うこともありました。ただ、「ベビーセンス」が鳴っていないので、大丈夫なのだろうと思いつつ、この機械は本当になるのだろうかと、疑問にも思っていました。

産後4日目の深夜、不慣れな3時間置きの授乳に疲れもでて、携帯の目覚まし音にも気がつかなくなってきた頃のことです。急に大音量で「ベビーセンス」のアラームがなり、跳び起きました。ベッドの上で今、赤ちゃんが息をしているかしていないのか確認することもなく、抱き上げ呼吸を確認しました。アラームがなったタイミングの状態を確認していないので、詳細はわからないのですが、もし息が止まっていて、気が付かずに寝ていたままだったらと思うと非常に怖くなりました。

ベビーセンスは海外製。Amazonで中古を購入

アラームが一度なったことから、産院と同じものをとりあえず手に入れようと考え、ネットで検索しました。しかし、産院と同じ形のものを新品で見つけることができませんでした。形の違う後継機かもしれないものが楽天でヒットしましたが、産院と同じものの方が安心できたので、Amazonで中古を探し購入しました。当時2万円ちょっとだったかと思います。※2017/9/24現在、Amazon出品を確認できませんでした。下記はご参考に楽天で販売している(うちの産院で使用のものと形が異なるが、後継機かもしれいない)ベビーセンスです。メルカリのほうが手に入れやすいかもしれません。

使い方

ベビーセンスは、布団の下に敷く2枚のセンサーとそれにつながる警報装置で構成されています。赤ちゃんの体がセンサーの上にくるように布団を敷いて、寝かせます。それだけです。センサーの上に赤ちゃんを寝かせる構造のため、親が添い寝することはできません。振動が影響することから、メリーが使えないかもしれないと思ったのですが、メリーは動作に影響しませんでした。(センサーとの距離にもよるかと思いますが、我が家は大丈夫でした。赤ちゃんを抱き上げた状態でメリーを稼働させて実験しましたが、ちゃんと発報してくれました)

使ってみての感想

あるのとないのでは安心感が違います。産後すぐ体力がまだ回復していない状況での初めての育児は予想以上に体力を削られ、気が付くと、うとうと寝ていることもよくありました。わが子の呼吸の監視を機械に任せることで、精神的ストレスから一つ解放されたのは大きかったです。

ベビーベッドから抱き上げる際、警告音を止めるためボタンを押すのですが(抱いていてベッドに赤ちゃんがいない状態を異常事態と誤認して発報するため)、結構、頻繁に止めるのを忘れました。そのたびに、大音量の警告音を耳にしましたが、おかげで正常に動作しているのだなということも実感できました。

退院後は、覚えているだけで深夜に2度、発報しています。生後3か月頃に一度、生後5か月に1度鳴りました。飛び起きて抱き上げ、わが子が息をしていることを確認し、ベビーセンスに心から感謝しました。ただ、警報音が鳴るとすぐに、跳び起きて抱き上げていたので、なったタイミングの状態は毎回確認できていません。そのため、誤報なのか本当に息をしていなかったのかはわからないままですが、やはり、気が付かないより断然良いので、ベビーセンスを購入してよかったと思っています。

その他、監視装置

私が購入したベビーセンス以外にも監視装置はいくつかありました。私自身は使用していないので使用感の報告ができませんが、価格なども様々ですので、口コミなどを検索の上、ご検討ください。

エンジェルケア

こちらは、ベビーセンス同様に布団の下に敷くタイプです。添い寝はできません。

スヌーザーヒーロー

こちらは、クリップでつけるタイプなので、添い寝も可能です。

スポンサーリンク