たぬきのはらつづみ

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1歳 突発性発疹になってヒヤヒヤしたお話。またの名を不機嫌病

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上の子が、体調を崩して2週間ちょっと看病の日々でした。下痢が続き、治ったと思ったら高熱。いったい何の病気なのだと色々検査したけどわからずで、なかなか親も体力的に大変でした。解熱後に発現した湿疹により、やっと「突発性発疹」だったのかぁとわかったのですが、長かった。あー、長かった。というお話です。

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突発性発疹の罹患!回復直前まで何の病気かわからずひやひや

いったい何の病気なのだろうと大学病院で検査をしたりと、下の子伴っての通院・看護の日々は過酷でした。

突発性発疹とは

国立感染症研究所からの引用になりますが下記のとおりです。要約すると「乳児期に罹患する熱性発疹で、38度以上の熱が3日間続いたあと、解熱とともに発疹が数日間でる症状」です。

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乳児期に罹患することが多く、突然の高熱と解熱前後の発疹を特徴とするウイルス感染症

症例の年齢は0歳と1歳で99%を占めており、それ以上の年齢の報告は稀である。季節性はなく、毎週の定点当たり報告 数は一定しており、年次による差異もほとんどない

乳児期に発症するのを特徴とする熱性発疹性疾患である。38度以上の発熱が3日間ほど続いた後、解熱とともに鮮紅色の斑丘疹が体幹を中心に顔面、四肢に 数日間出現する。随伴症状としては、下痢、眼瞼浮腫、大泉門膨隆、リンパ節腫脹などがあげられるが、多くは発熱と発疹のみで経過する。診断は、その特徴的 な臨床経過により、発疹出現をもってなされることがほとんどであり、また困難ではない。

引用元:突発性発疹とは

 病状の経過

発症から回復までの経過を記載します。

はじめに下痢が1週間続いた

突発性発疹との因果関係は不明なのですが、突発性発疹の高熱がでる前の1週間は、下痢をしていました。急に水のような下痢を1日に複数回。おしりが真っ赤になって、寝てても下痢をする状態で、おむつからはみ出て、ベッドが大惨事になったりしていました。7日間続き、小児科では整腸剤と風邪対策にオノンをもらっていました。

2日ほど下痢が収まるが不機嫌

7日は水のような下痢が続き、その後2日ほどは下痢が収まりましたが、具合が悪くぐずっていました。

 高熱が4日間!39度~40度で痙攣に怯える母

下痢が収まるも不機嫌で可哀そうだなぁと思い過ごしていましたが、2日後の深夜に体がとても熱くなっていることに気が付きました。熱を測ると39度!おやおや、今までの高熱記録を更新。私も私の弟も幼いころ、高熱で痙攣をおこしたことがあると聞いていたので、わが子も痙攣をおこすのではないかと不安におびえました。

病院に行く前ですので、解熱剤はもっていません。とりあえず、「冷えピタ」を脇の下とおでこにはって解熱を試みましたが、1歳も半ばを過ぎると以前のように言うことを聞いてくれません。また、高熱の割には元気というか体力があるというか。。全力で「冷えピタ」をはがし、水枕も拒否。やれることは薄着にすることだけでした。

<高熱1日目>

病院に行く。喉が真っ赤になっていたことと最近まで下痢していため、抗生物質と整腸剤、解熱剤を処方される。ただ、粉薬を一切受け付けなくなっていて、水に溶かして与えるも全力拒否。食欲もなく、ぐったりとぐずりを繰り返し、熱は40度。解熱剤を座薬でもらえばよかったと後悔しました。大好きだったイチゴも食べず、飲まず食わずで、脱水するのではと焦りましたが、下記によって脱水を免れました。今後も常備しておきたいと思います。

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 <高熱二日目>

ほぼ39度。固形食べない、水やお茶、ジュース類飲まない、受け付けるのはゼリーと哺乳瓶のフォローアップミルクのみ。ずっと抱っこで赤ちゃん返りして、下の子の哺乳瓶を使う。

熱が下がらないことと食事をとらないため、かかりつけの小児科より、大学病院を紹介される。下記検査すべて陰性。

・インフルエンザ

・アデノウィルス

・溶連菌感染症

点滴するか聞かれるも、ゼリーとミルクは少し摂取できる状態なので、様子見にして何かあればすぐに救急ということに。座薬タイプの解熱剤をゲット!こどもに座薬を入れるのは初めてのため、大暴れするんだろうなとかどうやってなだめようとか考えるも、ぐったりしているときに入れるため、特に抵抗なし。粉薬より楽だった。薬局でオリーブ油と使い捨て手袋を購入し、座薬を入れた。日中は解熱剤を使わずに過ごしたが、ぐずりがひどく、熱で辛いせいかぐったりから眠りについても1時間ごとに起きては大暴れする。

<高熱3日目> 

解熱剤を使うと36度後半まで落ち着き、薬が切れるとすぐに39度~40度に上昇。のまずくわず、ゼリーのみ受け付ける。ぐずりがひどく、ずっと抱っこ。ぐったりではなく、超超超不機嫌。嫌なことはものすごい力で拒否。その姿に「元気じゃん、、、」なんて思ったり。。

<高熱4日目>

朝まで高熱。昼から夕方にかけて、徐々に熱が下がる。フルーツなら食べれるようになった。やせてしまったように思って、胸が痛む。ぐずりはあいかわらずひどい。

解熱と発疹

熱が下がって喜んでいたのもつかの間、顔、身体、手足にぶわーっと赤い湿疹が瞬く間に出現しました。かゆがるし、ぐずりが高熱時よりひどいし、もう母も泣きたいレベルに困惑。かかりつけ医に駆け込んだところ、ここで初めて「突発性発疹」といわれました。この時、初めてその病名を知る。。

熱は下がっても不機嫌は続く!足がもつれていて、髄膜炎かと不安に。

後にネットで検索してしったのですが、突発性発疹は別名「不機嫌病」と呼ばれるらしく、その通り、超超超超、不機嫌でしたし、熱下がっても湿疹ある間は、さらに不機嫌!!かゆみがないはずだとお医者様に言われましたが、うちの子は、元々肌が弱く、アトピー気味でもあるためか、掻く!掻く!泣く!泣く!。ずっと抱っこ。乳児の下の子は、もうベッドに放置気味。だんだん、下の子が泣かなくなってきて、そっちも焦る。(泣いてもかまってくれないし、、いいやと諦めたような表情に罪悪感)

また、解熱後に、ふらふらと足がもつれて転ぶようになっていて、高熱による髄膜炎や脳炎を心配しました。かかりつけ医で見てはもらいましたが、確定診断するには髄液とったりなどの検査が必要なので、ひとまず1日様子見になり、足のもつれ以外に症状がでてきたら、急いで救急に行くように言われました。

発疹が収まったのは3日後。そして、機嫌も直るが甘えん坊に

発疹は、3日ですーっと嘘のように消えていきました。足のもつれも直り、機嫌もよくなって、にっこにこ!だけど、母の顔を見ると甘えん坊になり、これまで下の子に慈悲深く接していたのに、母を独占したい気持ちがでてきたようで、下の子を抱っこしていると「ベッドに降ろして、代わりに私を抱っこして」アピールがすごい。。まぁ、まだ1歳だし、甘えたいよね。ごめんねぇ。。

感想

毎度毎度、感染症系は看護が長期にわたって、「今が育休でよかった」と思います。こりゃ、共働きフルタイムでじじばば遠方の場合、保育園もいけないし休むしかないので、乗り越えられるものなのか疑問。上の子なんて、1年の間に「はやり目」「手足口病」「突発性発疹」と3つも2週間以上お休み案件がありました。理解のある職場じゃないと無理ですよね。子育てって、大変だったんだなぁと、職場のパパママさん達の苦労を同じ立場になって初めて理解しました。働き方改革、仕事と家庭の両立ができるよう、何卒よろしくお願いします。国力とは、やはり人だと思うので、産まれた子達が等しく幸せに成長できるよう、各方面でしっかりとした枠組みができますように。ただ、誰かが休むとその分のシワ寄せがいってしまうのは確かなので、フォローが必要ですよね。育児を理由に、代わってもらいっぱなしもいけないと思うし。復職したら色々悩んで考えるんだろうなぁ。

 

その他、感染症の記録はこちら。

www.tanuhara.com

 

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